おはようございます、こんにちは、こんばんわ、まさです♪
10年ほど前から趣味として始めた登山。
ギヤの軽量化、ハイテク素材のウエアなど、登山ブームもあってか、ギヤの進化は目覚ましいものがありますよね。
そんな中、登山GPSアプリは欠かせないツールになっているのではないでしょうか?
登山GPSアプリといえばYAMAPや山と高原地図やヤマレコなどが有名です。
今回はその中のヤマレコで一番簡単な山行計画の作り方について、どなたでも迷わずに作成できるように、細かく手順を分けて解説していこうと思いますので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
ヤマレコとは
ヤマレコとは、「一人ひとりの登山を最高の体験に。」というミッションを掲げている、登山地図アプリの一つです。
2013年7月2日に創業した、株式会社ヤマレコは、長野県松本市が本社となっております。
2023年1月時点で420万件の記録が登録されている日本最大級の登山専用コミュニティーサイトです。
ヤマレコを選んだ理由
実は、最初にスマホに入れたアプリはライバルの「YAMAP」でした。
登山系YouTuberがよく使っているいる(勝手なイメージ)ことから使い始め、地図も見やすいですし気に入って使っていました。
「こんな便利ならもっと早く入れとけばよかったな〜」なんて思いながら、しばらく使っていたのですが、分岐の度にスマホを取り出すことに煩わしさを感じ始めます。
「スマートウォッチがあれば、パッと確認できるじゃん!LINEも確認できるしな♪」ということで、スマートウォッチ検討を始めました。
ところが、「YAMAP アップルウォッチに対応してないんかいっ!」
なんと、当時、YAMAPに対応しているのは、カシオのプロトレックのみで、当時検討していたアップルウォッチに対応しているのはヤマレコのみだったのです。
その後、電池持ちの悪さから、GARMINのインスティンクト2 デュアルパワーの購入に至るのですが、ここでも無料版でGPXファイルのダウンロードができるのはヤマレコのみだったのです。
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山行計画の作り方は主に3つ
ということで、安全に安心して登山をするためにヤマレコでの山行計画の作り方について、一撃で作成できるように、解説していきたいと思います。
ヤマレコでの山行計画の作り方としては以下の3つがあります。
山行計画の作り方
①ヤマプラ(昭文社の「山と高原地図」)でルートを書いてから作成
②新規作成で手順に沿って作成する(らくルート)
③他の山行計画から作成する
この記事では、ヤマレコの機能として新しく追加された①ヤマプラ(昭文社の「山と高原地図」)でルートを書いてから作成する手順について、どこよりも細かくシンプルに解説していこうと思います。
ヤマプラとは、山岳地図といえばこれと言われる「山と高原地図」。この紙の地図と互換性を持ったプラットフォームです。
登山アプリが主流となりつつありますが、バッテリー切れなど、紙の地図も用意することが推奨されており、これまで紙を使ってきたユーザーも違和感なく使用できるメリットがあります。
山行計画の作成手順
山行計画作成手順
①行きたい山のエリアの地図を選ぶ
②スタート地点を決める
③目的地とゴールを決める
④細かい内容を入力する
今回は、北アルプスの女王として人気のある燕岳の日帰りの山行計画を作成してみたいと思います。
①行きたい山のエリアの地図を選ぶ
行きたいエリア(ここでは38 槍ヶ岳・穂高岳)をスクロールさせて選択し、クリックする。
選択したエリアの地図が展開させるので、左上の+−ボタンや、マウスを使いながら行きたい山を探す。
②スタート地点を決める
登山開始地点に一番近い⚪️にカーソルを持っていくと、地点名が表示される。
スタート地点をクリックすると、右上のルート表示のスタート地点として入力される。
③目的地とゴールを決める
目的地(山頂)をクリックすると、右上のルート表示に、経路上の地点ポイントまでの標準タイムや到着予定時間が表示される。
次に、ゴールの地点ポイントをクリックすると、先ほどと同様に、右上のルート表示に、経路上の地点ポイントまでの標準タイムや到着予定時間が表示される。
ルートに間違いがない場合は、右下の保存ボタンをクリックすると、プランの保存が完了し、「山行計画を作る/GPX書き出し」というメニューが出てきますので、クリックします。
④細かい内容を追記する
「山行計画を編集」というメニューが出てきますので、こちらをクリックします。
1️⃣日程・概要として、ジャンルなどの必須項目(5項目)や、集合場所、装備などの任意項目を入力することが出来ます。入力したら、一番下の「保存して次のステップへ」をクリックします。
2️⃣ルート作成は事前に作成済みですので省略し、右の「次のステップ」をクリックすると3️⃣メンバー設定の画面に移動しますので、メンバーがいる場合は入力します。ここで入力しておくと、印刷して登山届として提出できますので、入力しておくと、登山口で書く必要がないのでお勧めです。
ここで入力しておくと、印刷して登山届として提出できますので、入力しておくと、登山口で書く必要がないのでお勧めです。入力が終わったら右の「次のステップ」をクリックすると4️⃣下山連絡先設定画面に移動します。
4️⃣下山連絡先設定画面で下山システムをONにすることで、道迷いなどで下山が遅れた時に家族や友人に自動通知できるシステムです。(入山予定を入力する必要あり)
入力が完了したら右の「次のステップ」をクリックすると、外部WEBサービスへの登録画面に移動します。
登山届について、①コンパスで登録②ダウンロードして印刷③メールで提出を選択することが出来ます。以上で、山行計画の作成は完了です。
山行計画を使って登山をする
さあ登山口に到着しました!事前に作成しておいた山行計画を使って登山開始しましょう!
スマホのヤマレコのアプリを開いて、山行計画を開く手順は以下の様になります。
画面一番下の登山開始をタップします。
一番上の「新しい山行計画があります」が出てきますので、それをタップします。
すると先ほど作成した山行計画が出てきますので、これをタップします。
「この地図とルートをダウンロード」というボタンが出てきますので、これをタップします。
すると下に「ダウンロード」ボタンが出てきますので、これをタップするとダウンロードが開始します。
無料版の場合は、2枚までしか保存できませんが、新しい地図が必要な場合は、一枚削除すれば新たにダウンロードできますので、全く問題ありません。
地図のダウンロードが完了したら「登山開始」をタップすると、「取得済み地図」として表示されるので、ここの「登山開始」ボタンをタップすれば「登山を開始します」というアナウンスが入り、ルート案内が開始します。
まとめ
手順通りに進めていけばそれほど難しい手順ではないと思います。
登山を安全に、楽しくする上で、山行計画を立てることは非常に大切な作業になります。
ヤマレコなどのアプリを使うことで、登山中のルート確認はもちろん、登山届の提出や、家族への情報共有など、非常にやり易くなっておりますので、是非活用して頂いて、素晴らしい景色に出会い、素晴らしい経験につながれば幸いです。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。