「八ヶ岳に行こう!」
山友からお誘いを受けました♪
狙うは八ヶ岳最高峰の赤岳!
お互い、出来るだけ眺望のいい山頂付近の山小屋泊がいいという意見が一致し、ルートを検討するなか
「頂上山荘ってのと、天望荘ってのが2つあるじゃん!?どっちがいい?」
ということで、それぞれどんな山小屋なのかについて調査することにしました。
同じように悩まれている方の参考になればということで、その結果をまとめました。
参考になれば嬉しいです。それでは行きましょう!
赤岳とは?
八ヶ岳の赤岳とは、山梨県と長野県にまたがる標高2899mの八ヶ岳最高峰の山です。
日本百名山であり、酸化鉄による赤い岩肌が特徴的で、朝日や夕日が非常に映えます。
ゴツゴツした岩が多く、荒々しい雰囲気で、クサリ、ハシゴなどがあり、冒険心をくすぐります。
赤岳のグレーディングとしては、体力度3〜4(10が最大)難易度C〜D(Eが最難関)。
周回もしやすい為、日帰りから小屋泊・テント泊、縦走まで様々なコースで楽しめる山域です。
初心者には、少し厳しいと思いますが、赤岳のある八ヶ岳には、行者小屋・赤岳鉱泉をはじめとする山小屋がたくさんあります。
小屋泊をプラン人に入れたり、食事や給水などで山小屋をうまく利用することで、荷物を軽くし、負担を減らすことができます。
山頂付近の山小屋の特徴
赤岳の山頂付近には、「赤岳頂上山荘」と「赤岳天望荘」があります。
「赤岳頂上山荘」はその名の通り、ほぼ山頂直下にありますが、「赤岳天望荘」も赤岳までのコースタイムは約30分となっており、甲乙つけ難い位置に建っています。
それぞれの山小屋の特徴をまとめると、おすすめ出来るタイプが見えてくると思いますので、解説していきたいと思います。
「赤岳頂上山荘」の特徴
「赤岳頂上山荘」は、標高2899.2mにある山小屋です。
赤岳の標高が2899mとなっていますから、本当に山頂にある山小屋というのが分かります。
ほぼ山頂に建っている小屋ですので、「天の窓」と呼ばれる開放感のある食堂は抜群の眺望とのこと。
料金は、2024年9月時点で一泊二食付きで12,000円となっています。
個室もある様ですが、価格表示はなく、当日の先着順で、予約はできない様です。
大部屋は、男女の区分けはありません。
個室の情報がありませんが、部屋は、良くも悪くもTHE山小屋という感じです。
「赤岳天望荘」の特徴
「赤岳天望荘」は、標高2722mにある山小屋です。
赤岳を目前に望める位置に建っており、36室もの個室があったり、シャワーがあります。
2024年現在は、コロナ以降中止している様ですが、ビュッフェスタイルの食事も行っていたほど、食事には力を入れており、評判も良い様です。
こちらも現在は中止しているとのことですが、五右衛門風呂もあります。
料金は、一泊2食 大部屋13,000円 個室14,000(2名利用)17,000(1名利用)※詳細は山荘ホームページでご確認ください。
メリット・デメリット
「赤岳頂上山荘」のメリットデメリット
「赤岳頂上山荘」をおすすめする人は、ズバリ!「景色を1番に求める人」
ほぼ山頂に建つ「頂上山荘」ですから、最強です!
天望荘より2,000円安いです。
個室の予約ができないので、男女一緒の大部屋になる可能性が高いので、女性の方や、個室じゃないと寝れないという方は、おすすめしません。
天望荘も2700mあるので、そこまで変わらないかもしれませんが、標高が最高に高いので、リスクがあります。
高山病になりやすい方は、行者小屋などでゆっくりしてくるなど、高度順応が必要かもしれません。
「赤岳天望荘」のメリットデメリット
「赤岳天望荘」をおすすめする人は、ズバリ!「快適性を1番に求める人」
個室の多かったり、設備が充実しているので、女性の方や、プライベートを確保して、ゆっくりしたい人は絶対こちらがおすすめです。
頂上山荘は、自分がテッペンなので自分の姿は見れませんが、こちらは目前にその山容が望めます。
頂上山荘が特別なだけで、デメリットというほどではありませんが、山頂まで30分かかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
何を1番に持ってくるかで、どちらの山小屋がいいか決めれると思います。
僕は結局、ゆっくりしたいという思いから「赤岳天望荘」にお世話になることにしましたので、頂上山荘もチェックしつつ、実際に泊まった感想をレビューしたいと思います。