とある日曜日、トレランザックを背負ってランニングに出かけた時のことです。
「んっ?なんか冷たいな・・・」胸に付けたソフトフラスクのフタの締め方が甘かったかなと確認したら
「穴空いてんじゃん!!!!」
それは、2年前にトレラン用にと購入した、サロモンのトレランザック アジャイル12SETに付属されていたソフトフラスク。
単品で購入しようと思うと1個3,000円ほどする代物です。
これは直すしかないと思い立った僕は、DIYでの補修を決意します。
ということで、今回は、ソフトフラスクの穴空きによる水漏れを、リペアパッチを使って補修する方法について解説していきます。
浮き輪の様な空気を入れて膨らます様なもの(エアーマットなど)から、テントなど穴が空いたままだと使用上問題が起きる製品などにも幅広く使える方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
サロモンとは?
SALOMON(サロモン)は、1947年に設立されたフランスの会社です。
スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ用品メーカーというイメージが強いですが、近年トレイルシューズやトレッキングにも力を入れ、高い評価を受けているメーカーです。
トレラン大会に出ると、ザックやシューズなど使っている方をよく見かけます。
ソフトフラスクとは
ソフトフラスクは、柔らかい樹脂で作られた給水用のボトルで、中身が減ると体積が小さくなるなるので、トレイルランニングや登山などのアクティビティで活躍します。
僕がトレラン用にと購入した、サロモンのトレランザック アジャイル12SETにはこれが2個付属されていて、とてもコスパがいいザックなのですが、これを単品で購入しようとすると1個3,000円ほどするので、相当コスパいいザックです。
リペアパッチについて
今回使用するリペアパッチは、ストーム社のティアエイド タイプA
このパッチは、裂け目、穴などを修理できる透明なパッチです。
このパッチは非常に強く、伸縮性、耐久性があり、シール式なのでととても簡単に使用できます。
テントや、グラウンドシート、バックパック、寝袋などのを修理するのに便利なアクセサリーです。
今回補修するソフトフラクスの様に、水を入れる容器もですが、空気を入れて膨らますエアーマットなどの補修にも使用される非常に耐久性のあるリペアパッチで、僕の愛用しているニーモのエアーマットの補修キットにも採用されており、信頼性があります。
補修手順
それでは補修手順について解説していきたいと思います。
手順としては、1.穴が空いている箇所の特定 2.穴の周囲の汚れを落とし、乾燥させる 3.大きめにカットしたリペアパッチを貼り付け、全体を圧着する これだけです。
1.穴が空いている箇所の特定
まず、どこに穴が空いているのかを特定する必要があります。
自転車のパンク修理の要領で洗剤を付けて空気を送ってみましょう。蓋をして空気で膨らましたソフトフラスクに石鹸水などの中性洗剤塗り絞ってみましょう。穴の空いている箇所からシャボン玉ができます。
このようなキッチンにある洗剤でOkです。
すると、つなぎ目からエアー漏れを確認することができましたので、おおよその位置に目印を付けておきます。
目印は、パッチを貼る前に乾かしますので、後で場所がわかれば、テープでも、マジックでも何でもOKです。
この様に写真で場所を特定できるなら写真が1番楽でオススメです。
2.穴の周囲の汚れを落とし、乾燥させる
洗剤を洗い流し、乾燥させます。
僕はせっかちなので、ドライヤーで乾かしました。
3.大きめにカットしたリペアパッチを貼り付け、全体を圧着する
適当な大きさにパッチを切り、剥がれ難くするために角を丸くカットします。
リペアパッチの白いシートを剥がし、粘着面を補修箇所に貼り付けて、しっかり圧着します。
ティアエイド タイプAは貼った直後でも90%、1時間後に100%の接着力を発揮します。
念の為、1時間後に漏れをチェックしましたが、しっかり穴を塞ぐことが出来ていました。
しかも、パッチはマットな透明ですので、目立つこともなく綺麗に直すことが出来ました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本当にかんたんに綺麗にしっかり直すことが出来ました。
ハードな環境で使用する登山用のメーカーのリペアキットにも採用されているパッチですので、耐久性も信頼できると思いますので、他のものにも応用できるパッチですので、色々補修してみてください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。