みなさん、登山中に”音楽を聴きたいな〜”と思ったことはありませんでしょうか?
音楽には、より元気を出したり、集中したり、リラックスさせてくれたり、チベーションをあげてくれる効果があります。
登山中のイヤホンの使用については賛否あると思いますが、イヤホンのタイプと使用方法に注意すれば安全に登山を楽しみながら音楽も楽しむことが出来ます。
今回は、そんな登山に適したイヤホンの決定版の様なイヤホンを見つけましたので、そちらの紹介とイヤホン選びの注意点について書いていこうと思いますので、イヤホン選びの参考になれば幸いです。
それでは行ってみましょう!
はじめに
みなさん、登山中のイヤホンで音楽を聴くことについてどのようにお考えでしょうか?
「自然を楽しみに来ているんじゃないの?」
「熊の足音とか、落石の音が聴こえなくて危険でしょ!」
など、否定的なご意見も多々あると思います。
確かに、川のせせらぎや、鳥の囀りが聞こえないのはもったいないですし、後ろから来る人の足音や落石の音、クマの足音など、安全に関わる聞き逃してはマズい音もあります。
一方、音楽を聴くことで、より元気を出したり、集中したり、リラックスさせてくれたり、チベーションをあげてくれる効果もあります。
ソロでの登山が多い筆者は、すれ違う登山者も先行する登山者もおらず、心細く歩く時間や、キツい急登や、疲労困憊の時などに、音楽があればもっと元気に楽しく登山ができるのに・・・と思うことも少なくありません。

また、最近の登山でなくてはならないものの一つに急上昇してきた登山アプリ!
分岐点や登山状況を音声で案内してくれたり、道迷いの警告をしてくれますが、川の音や、風の音などで聴き逃した事がある方も少なくないと思います。
これについては登山アプリ「ヤマレコ」の社長さんがYouTubeでも紹介しておりますので参考までに・・・
登山におすすめできないタイプのイヤホン
ということで、登山の時に、一定のメリットがあるイヤホンの着用についてご理解いただく上で、登山にはおすすめできないタイプのイヤホンがありますので紹介させていただきます。
1.有線のイヤホン
まず始めに紹介するのがこの様な有線タイプのイヤホン
このタイプは、1番致命的な「周囲の音が聞こえない」というのはもちろんですが、プラプラしてしまうケーブルが問題です。
枝や、岩に引っ掛かり、バランスを崩して、最悪滑落なんてことにもなりかね無いのでおすすめできません。
2.普通のワイヤレスイヤホン
ここで言う普通のワイヤレスイヤホンというのは、耳に穴に入れて使うタイプのイヤホンのことを言っています。
AirPotsの様なやつですね。
このタイプは、有線イヤホンの様なケーブルが引っ掛かることはありませんが、周囲の音が聴こえないという点で、おすすめできないタイプとなります。
ただ、外音を取り込む機能が付いているものもある様なので、このタイプであれば良いでしょう。
片方ずつ使えば、周囲の音も聞こえますし、バッテリー対策にもなりますので、この使い方であれば問題はクリアー出来ます。
しかしこの使い方でのリスクは「紛失」です。
あんな小さなイヤホンを落とそうものなら、捜索機能を使ったとしても岩の間や木の根の間に挟まって回収出来ない可能性や、川に落として流されてしまったりなど、街で落とすのとは全く条件が異なりますので、やはりおすすめはできません。
登山におすすめのタイプのイヤホン
さて、ではどの様なタイプが登山におすすめかと言うと以下の2つになります。
1.骨伝導イヤホン

まずはこちらの骨伝導イヤホン!
ご覧の様に、耳の穴を塞がないタイプとなっており、周囲の音をダイレクトに聴くことが出来ます。
左右が繋がっていますので、紛失のリスクも低いのでおすすめできるタイプのイヤホンです。
筆者もランニングで長いこと使って来て感じたデメリットもあります。
登山となると里山でも往復だと3時間程度は着けることになりますよね。
筆者は、こめかみを挟み込むことによる疲労を感じることがあったり、こめかみ辺りの振動が長時間になるとストレスになることがありました。
長時間使用してみないと分からない感覚があるので、合わない方は一定数出てくる気がします。
2.オープンイヤー型イヤホン
オープンイヤー型イヤホンには、耳たぶを挟み込んで取り付けるイヤーカフ型と耳の上に引っ掛けるタイプの2種類あります。
まずは、イヤーカフ型のオープンイヤー型!

この様に耳たぶを挟み込んで固定するこのタイプ。
非常に軽量で、イヤリングみたいでオシャレですよね。
締め付ける感じもありませんし、「つけている事を忘れるほど!」といっても過言ではないほど、付け心地は、最高です!
カラーも豊富ですし、その見た目から、女性には人気があります。
まず、紛失リスク。
筆者も互角にもれず片方無くしています。気づいた時にはすでにありませんでした。
次に、バッテリーの持ち。
アンビーの連続再生時間は6時間。片方ずつ使っていけば12時間持ちますし、ケースで充電できますので、やり方はありますけどね・・・
次に、耳に引っ掛けるタイプのオープンイヤー型イヤホン!

筆者が購入し、これぞ決定版と言っても良いほど気に入っているイヤホンがこちら。
アンカーのエアロフィットプロ!
耳の上に引っ掛けるタイプとなっていて、耳の穴を塞がないタイプですので、周囲の音をダイレクトに聴くことが出来ます。
こめかみを圧迫することもありませんし、振動による違和感もなし。
左右バラバラでも使用できますが、プロモデルは付属のバンドで繋げることが出来ますので、紛失対策もバッチリ!
再生可能時間も、イヤホン本体でも14時間もあり、ケース込みなら46時間と言う長時間のバッテリー持ちですので、長期縦走でも使えるほどのロングバッテリーです。
それでいて価格も2万円程度ですので、イチオシのイヤホンです。
Anker Soundcore Aero Fit Proを選んだ理由

1.外音が聞こえるオープンイヤー型である。
第一条件の外音が聞こえる点については、耳の穴を塞がないオープンイヤー型になりますので、聴き逃すと危険な音も、自然の音も直接耳からダイレクトに聴くことが出来ます。
2.付属のネックバンドで紛失リスクが低い。
耳に引っ掛けるタイプのオープンイヤー型のイヤホンは、他にもたくさんありますが、左右をバンドで繋げることができるのは、この子だけでしょう。
ただでさえ小さいイヤホンは、岩の間に落とせば一貫の終わり!街とは違い、落下させたら終了ですので、左右を繋げることができるのは、とても安心感があります。
そのバンドも、非常にスタイリッシュで、長さも調整できるので、非常に使い勝手がいいです。
3.イヤホン本体でも14時間のバッテリー持ちの良さ。
アンビーのエアロフィットプロの再生可能時間は、本体で14時間。ケースの充電も含めるとなんと46時間ものロングバッテリーを誇ります。
タイプCでの充電も可能ですが、貴重なモバイルバッテリーをイヤホンに使わなくて済みますので、安心して使うことが出来ます。
4.耳の上に引っ掛けるタイプで装着ストレスが軽い。
耳の穴に入れるタイプは、蒸れたりしますし、こめかみを挟み込む骨伝導の様なタイプは、長時間の使用でのストレスがありますが、この子は、それがありません。
イヤーカフ型の様に、付けているのを忘れるほどではありませんが、長時間の使用でもストレスなく使えています。
5.IPX5の防水性能。
登山では、突然の雨に見舞われることもありますが、その点もバッチリ!
この子は、IPX5の防水性能を持っています。
IPX5の防水性能とは、様々な方向からの3メートルの距離から水の噴射に影響を受けないレベルの防水機能を示しています。
突然の雨に遭遇しても故障しないレベルでもあり、水中に落ちてもすぐに取り出せば問題なく使えます。
IPX5以降の防水力は、完全防水の扱いとなりますので、高い防水性能であると言うことが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
音楽を楽しみながら登山をより良いものにする為には、登山に合ったイヤホンのタイプを選ぶ必要があります。
おすすめできないタイプは、有線イヤホン・耳を塞ぐワイヤレスイヤホン。
おすすめできるタイプは、骨伝導タイプ・オープンイヤー型イヤホン。
中でも、一押しのイヤホンは、アンカーのエアロフィットプロ!
登山に限らずアウトドアスポーツに一押しのイヤホンとなっておりますので、チェックしてみてください。