広告 DIY

トイレの洗浄ハンドルが壊れて水が流れっぱなしに!!パーツだけ購入してDIYで交換してみたよ!

「ジョロ〜ジョロ〜ジョロ〜」

ある日曜日の昼下がり、2階のトイレの水が流れっぱなしになっている音が聞こえてきた。

「おかしいな〜」と確認に行くと水を流す「洗浄ハンドル」が上がったまま元に戻らずになっていた。

タンクのフタを開け、浮玉やゴムフロート付近をチェックするが特に異常はみられなかったが、ハンドルの動きを確認すると・・・

「元に戻らね〜じゃん!!!」

築16年になる我が家。どうやらハンドルの内部が破損して、動きが悪くなっていることが分かりました。

「ハンドルだけで買えるならDIYで直せそうだな・・・」

と言うことで、洗浄ハンドルだけ購入してDIYで交換してみましたので、その方法について解説していこうと思います。

水が流れる仕組み

引用:DIY Cklip!

トイレのタンクの内部はこの様になっております。

メーカーによってレバーの位置やパーツの形状に違いはありますが、仕組みとしては同じです。

水が流れ、水が止まる仕組みについて簡単に説明します。

水洗の仕組み

1.レバーを回すとレバーとチェーンでつながっているフロートバルブが持ち上がり、タンクに貯まっていた水が流れていきます。

2.タンクの水がなくなるとフロートバルブは自重で閉まります。

3.タンクの水がなくなっていくと水面に浮かんでいる浮き玉が下がることでボールタップが開放され給水が始まります。

4.水位の上昇とともに浮き玉が上がっていき、規定量に達するとバルブが閉まり給水が止まります。

イギリス人のトーマス・クラッパーさんと言う方が、ヴィクトリア朝時代(約150年前)らしいですが、よく考えましたよね。

水が止まらない原因

仕組みを理解すると、水が止まらない原因には当たりをつけることが出来ると思います。

水が流れっぱなしになると言うことは、タンクの水が何かの原因で貯まらず、給水バルブが閉まらないと言うことです。

タンクの水が流れてしまう原因はというと次の3点。

水が止まらない原因

1.フロートバルブが排水管を閉じれていない。

2.オーバーフロー管が破損して漏水している。

3.ボールタップのパッキンが劣化している。

1.フロートバルブが排水管を閉じれていない。

排水管を塞いで水が流れるのを止めているフロートバルブですが、これがきちんと塞げていないとタンクに水が溜まらないので給水が止まりません。

この原因としては、以下の3点。

フロートバルブ異常

1.フロートバルブと排水管の間に異物が挟まっている。

2.チェーンが引っ掛かってフロートバルブが下りれない。

3.ハンドルの動きが悪く、フロートバルブを引っ張ったままになっている。

1は実際に友人宅で起きた例なのですが、タンク内に入れる洗浄剤が排水管とフロートバルブの間に挟まっておりました。

チェーンに関してもそうですが、タンク内を覗いてフロートバルブが下がる事を邪魔しているものがないか確認してみてください。

さて、今回うちで発生した不具合は3のハンドルでした。

動きが固いだけでなく、中で何かが折れ、それが引っ掛かることで元に戻らなくなっていることが分かりました。

以下のように、フロートバルブもハンドルも部品購入できますので、適合するパーツを選びましょう。

2.オーバーフロー管が破損して漏水している。

タンク内には、給水異常があってもタンクからは水が溢れないようにオーバーフロー管と言う管があります。

これに破損があった場合は、破損部分から水が排水されてしまうので給水が止まらないと言うことになります。

こちらも部品購入できるので、ちょっと大変かも知れませんが、DIYでの交換も可能です。

3.ボールタップのパッキンが劣化している。

トイレには給水の元栓である止水栓というバルブがあります。

これを締めても水が止まらない場合は、ボールタップが原因でしょう。

止水栓:マイナスドライバーで開閉できる

これもちょっとDIYに心得がある方でないと難しいですが、部品購入することができます。

洗浄ハンドルの交換方法

それでは洗浄ハンドルの交換方法について解説していきたいと思います。

事前に、ご自宅のトイレに適合する洗浄ハンドルを準備しておきます。

トイレの左下辺りに貼ってある型番を確認する

1.止水栓で給水を止める

まず、止水栓で給水を止めましょう。

床や壁面に付いていると思います。

これを止めておかないと、作業中に給水が始まってしまい、水浸しになります!!!

2.カバーを外す

陶器の蓋及びカバーを取り外してください。

3.ボールチェーンを外す

洗浄ハンドルの先のスナップからフロートバルブとつながっているボールチェーンを外します。

ちょっと固いですが、写真で言う下の方にずらす事で外すことができます。

ここで止水栓で給水を止めておかないとえらい事になります。

また、おおよそのチェーンの止めてある位置を確認しておきましょう。

このチェーンの長さで水を流す量が変わります。

チェーンがタンクの底に沈んでしまわないように、オーバーフロー管に引っ掛けておくか、テープで止めておくと濡れなくていいですよ。

4.ハンドルを交換する

ハンドルを固定している六角ナットをモンキーを使って取り外し、新しいものと交換します。

この時、注意点が1つあります。

ハンドルって小と大とで別れていますよね?

ハンドルのネジの部分に目印のポッチが付いているのでこれが上にくる位置で取り付けましょう。

そうしないと、片側にしか回せなくなります。

うちのはINAXですが、他のメーカーでも何か目印があると思います。

なければ、手前にも裏にも動かせる位置でセットしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

仕組みさえ理解していれば原因は見つけられると思います。

部品についてもアマゾンなどで購入することができますし、交換方法についてもブログ、YouTubeなどで解説されていると思いますのでやってみてください。

水回りのトラブルは急を要する場合も多いかと思いますので、どうにもならない時は、そういった業者さんを頼りましょう!

  • この記事を書いた人

masatalo

▶️3児の父、47歳の中小企業勤めです。 ▶️子供たちの成長や、家族との時間を大切にしながら、仕事にも全力で取り組んでいます。 ▶️このブログでは、これまでの経験やノウハウを共有し、同じような立場の方々の暮らしをより豊かにする日常生活に役立つ情報を提供します。 ▶️共感や気づきを得て頂けるような情報を発信していきたいと思っています。

-DIY
-, , ,