コンパクトに収納出来、空気で膨らますことで地面の凸凹の影響を受けずに快適な睡眠ができるエアーマット!
そんなエアーマットの唯一にして最大のリスクが「パンク!」
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空気でふわふわに膨らますエアーマットは空気が抜けてしまったらペラッペラのクッションのクの字もなくなってしまい、寝れた物ではありません。
そんなピンチを乗り切る為に、現地でできるリペア方法を知っておけば安心ですよね⁉︎
ということで、現地でもできるエアーマットのリペア方法について分かり易く解説していこうと思います。
エアーマットの特徴
僕が所有しているエアーマットは、ニーモ テンサーインシュレーテッド ミデイアムマミー。
8cmの厚さがあり、アルミの断熱材によりオールシーズン対応のものです。
ポンプバックが付属しており、セットも非常に簡単。
また、非常にコンパクトにでき、寝心地がとても良く、お気に入りのエアーマットです。
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リペア方法
ニーモのエアーマットには、このようなリペアパッチとリペアシート(上下)が付属されております。
自宅でのしっかりしたリペアは、シームグリップなどのウレタンベースの接着剤とリペアシートを使って行う必要がありますが、今回は、現地での応急処置についてですので、Tear-Aidというリペアパッチを使用します。
本格的なリペア方法はこちらを参考にしてください。NIMO スリーピングパッド(穴あき)の修理方法
リペア手順
流石にエアーマットに自ら穴を空ける度胸はないので、使わなくなった浮き輪に実験台になってもらいました。
応急処置の許容範囲として直径5㎜以下ということの様ですので、千枚通しで穴を開け空気が漏れていることを確認。
剥がれにくくするためにシートを丸くカットします。Tear-Aidは伸縮性があり、粘着力が高い為、ハサミがネチョネチョになってしまいました。
シートの紙を半分剥がし、シートの中心に穴が来るように貼ります。
自ら開けた穴でしたが、どこに空けたか見失ってしまいそうになりました。
「薄暗いテントの中で穴の位置を特定すること」これが1番大変な作業となると思います。
付属のパッチは2cm程度のものが2枚入っているだけですので、買い足して大きめにカットして携行するのがいいでしょう。
パッチを貼り付け、全体をしっかり押し付けて貼り付けます。
空気の漏れを確認する為に、あえて膨らました状態でパッチを貼りましたが、空気圧に負けることなく、すぐにくっ付いてくれ、10分ほど様子を見ましたが、しっかり塞いでくれました。
現地でも、穴の位置さえ特定出来れば、しっかり塞ぐことが出来ると思います。
まとめ
コンパクトに収納出来、とても寝心地のいいエアーマット。
致命傷となってしまうパンクのリスクに備えておけば、非常に頼りになる相棒になってくれます。
リペアパッチを追加購入し、大きめにカットした状態でエアーマットの袋に忍ばせておくことで、安心してテン泊登山を楽しむことが出来ます。
しっかり準備して、最高の山行をされること願っております。