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テント泊用ザックはこれで決まり!グレゴリーバルトロ65 徹底レビュー!初心者にもおすすめの間違いないザック

管理者

テント泊デビューをしたいんだけど、メーカー・サイズなど色々あってどれを選んだらいいのか分からない。

オススメのザックはどの辺りなのかな〜

グレゴリーのバルトロなんてどうかな?

「バックパック界のロールスロイス」なんて呼ばれるほど高い評価を受けているザックだから、

とりあえず候補に入れてみてはどうかな?

ぷっち

「肩や腰など痛くならないかな〜?」

「パッキング下手だけど、収まるかな〜?」

重たい荷物を背負って、長い時間歩くことになるテント泊を目論み始めた僕は、ザック選びに頭を悩ませました。

日帰りよりもザックに求められるものは多く、高くなりますよね?

そんな僕が、悩みに悩んで購入したのは「グレゴリー バルトロ65」

2022年に購入し、涸沢カール、八ヶ岳(硫黄岳)、瑞牆山・金峰山と3年使ってきた中で感じたことをレビューします。

ザック選びの参考になれば幸いです。

この記事で分かること

・テント泊用ザックを選ぶポイント

・バルトロの良かった点

・バルトロのイマイチだった点

グレゴリー バルトロについて

筆者撮影:バルトロ2022年モデル

はじめにグレゴリーというメーカーについてですが、1977年にアメリカ・カリフォルニア州で創業されたバックパックメーカーです。

「バックパック界のロールスロイス」と呼ばれるほど、背負い心地、耐久性、デザイン、機能性、価格全てにおいて高い評価を得ています。

特に背負い心地については、「背負う」のではなく「着る」と表現されるほど素晴らしいフィッティングと言われております。

そんなグレゴリーの中でも最上位モデルとして位置付けられているのがバルトロ(メンズ) ディバ(レディース)です。

最上位モデルというだけあって、フィット感の高さだけではなく、かゆいところまで届く機能性の高さは、ザックメーカーのベンチマーク的存在となるほどです。

テント泊用ザック選びのポイント

いきなりテント泊登山を始める方はいないと思いますので、登山用ザックについてはある程度どんなポイントがあるかは把握されていると思いますが基本的な選ぶポイントについてまとめます。

ポイント

1.容量

2.フィット感、背負い心地

3.機能性

1.サイズ・容量

筆者撮影:ゴールデンウィーク装備

今回はテント泊登山用ということで、容量的にはおよそ50L以上と言われています。

最近流行りのUL(ウルトラライト)スタイルにおいては40L前後の容量になる様ですし、長期縦走や雪山となれば70L以上になるなど、スタイルによって変わってきます。

近年は、装備の進化に伴い、軽量・コンパクトになって来てはいますが、コストと反比例して行きますので、テント泊デビューをイメージして無雪機で1〜2泊程度を想定し60L前後がターゲットとします。

管理者

初心者の僕は、コンパクトな装備でもないですし、パッキングも下手なのでいつも荷物が多めになってしまいます。

65Lを購入したのですが、これくらいあれば外付けしなくてもよっぽど対応できると思いました。

2.フィット感・背負い心地

筆者撮影:瑞牆山テント泊

「これが全て!」

と言っても過言ではないでしょう!

メーカーによっても違いがありますし、同じメーカーでもモデルによって違いがあります。

テント泊の荷物の重量となると10数キロにもなりますので、自分の体に合っていないと、荷物の重さが分散されす、長時間背負うことになるとかなり苦痛になるます。

背面長に合わせてサイズ展開がありますので、登山靴の様に実際に色々なメーカーのものを実際に背負ってみましょう。

僕は、好⚪︎山荘でフィッティングしてもらったのですが、オスプレー、ミレー、グレゴリー辺りを背負わせてもらいました。

実際に重りを入れた状態でフィッティングし、数十分店内を歩きながら、違和感がないか?背負い心地を比較しました。

グレゴリーでもタイプ違いも背負ってみましたが、包み込まれる感じが心地よくバルトロに決めたのですが、体格によっての相性があるので、必ず一度背負ってみてから購入されることを強くお勧めします

フィットしたザックであれば軽く感じるとはいえ、シンドイはシンドイですけどね・・・汗

管理者

知識のある登山店の店員さんであれば、体にフィットしていないザックの辛さはよくご存知なので、遠慮なく、納得いくまで試着させてもらいましょう!

3.機能性

筆者撮影:バルトロの機能性

自分の体にフィットするかどうか確認ができたら、ザックの機能面をチェックしましょう。

ザックによって、アルパインモデルのようにポケットがなくツルッとした感じのモデルから、ポケットの大きさや数、レインカバーの有無など機能面に違いがありますので、自分のスタイルに合った機能を確認しましょう。

肩パットやヒップベルトの感じとか、荷物へのアクセスのしやすさ、耐久性など、各メーカー、モデルごとに違いがありますので・・・

管理者

僕は、まずデザインで絞っておいて、フィット感を確認しました。

両方ともが一致すれば最高ですが、どちらを優先にすべきかと言われればフィット感です!

登山靴と同じで、相性が悪いと最悪です。厳しい条件になればなるほどそれが顕著に現れますのでテント泊はシャレになりません。

バルトロの良かった点

「バックパック界のロールスロイス」と呼ばれるほど、高い評価を得ているグレゴリー

そんなグレゴリーの中でも最上位モデルとして位置付けられているのがバルトロ(メンズ) ディバ(レディース)です。

ジッパーが引っ張りやすい形状になっていたり、ショルダーハーネスにサングラスホルダーが付いていたり、最上位モデルというだけあって、フィット感の高さだけではなく、かゆいところまで届く機能性の高さは、ザックメーカーのベンチマーク的存在となるほどです。

その中でも、特にバルトロの良かったポイントについて解説して行きたいと思います。

goodポイント

1.ショルダーハーネス・ヒップベルトがめっちゃ分厚くてフィットする。

2.背面長とヒップベルトが無段階で調整できる。

3.超絶使いやすいボトルポケット

4.ガバッと空けれてアクセスしやすい

1.ショルダーハーネス・ヒップベルトがめっちゃ分厚くてフィットする。

撮影筆者:1番左
筆者撮影:1番右

バルトロのショルダーハーネスは「フリーフロートA3サスペンション」と名付けられています。

これは、ショルダーハーネスが根本から動く様になっており、肩の形に応じて自動的に調整されるため、より自然な形で肩にフィットしてくれます。

筆者撮影:分厚いショルダーハーネス
筆者撮影:分厚いヒップベルト

2cmほどの厚さで、しっかりとした作りのショルダーハーネスは厚さの割に柔らかく、優しく肩にフィットしてくれます。

また、グレゴリー自身「史上最も快適なヒップベルト」と自信を持って紹介しているヒップベルトは、「後ろから抱きつかれている」様な感覚を覚えるほどフィットし、重たい荷物でも、これまで以上に体全体で背負える様になっています。

管理者

UL系のペラペラのピップベルトとは違い、しっかり重さを分散させてくれる作りになっているので、重たい荷物を長時間背負っても比較的楽に背負うことができます。

2.背面長とヒップベルトが無段階で調整できる。

バルトロにはS・M・Lの3種類のサイズ展開があり、それぞれ適応背面長の設定がされております。

引用:グレゴリー公式サイト

僕は身長164cmですが、胴長短足であり、背面長が46cmです。

するとちょうどSとMの境界に当たり、どちらを選ぶか悩ましいところではありますが、バルトロは背面長の調整が出来ちゃうのです!

目安のラインは引いてあるのですが、マジックテープで約8cmほどの範囲で、無段階に調整できますので、ちょうどいい背面長に合わせることができるのです。

筆者撮影:ヒップベルト長さ調整

また、ピップベルトにおいても、背面長同様に無段階で調整することができますので、簡単に自分の体型にフィットさせることができる様になっております。

これまでは、ショルダーハーネスもヒップベルトも体型に合わせてサイズ交換をする必要があった様ですが、そんな必要もなくなった上に、無段階で調整できるようになったのは、嬉しいですね。

管理者

これらの機構が、「背負う」のではなく「着る」と表現される所以でしょうね。

3.超絶使いやすいボトルポケット

筆者撮影:モンベルアルパインサーモボトル750ml
筆者撮影:収納した状態のボトルポケット
筆者撮影:ザックを背負ったままでも出し入れできる!

ザックの横にはボトルを入れるポケットが付いていますよね?

このポケットですが、大体真っ直ぐ上に向いて付いていませんか?

真っ直ぐ上に向いているので、ザックを背負ったまま取ろうとして釣った事があるのは僕だけではないはず!

しかし、さすがグレゴリー!ポケットが斜めに付いているので、四十肩の僕でも余裕で取れます!

なんなら、余裕でポケットに戻すことすら余裕です!

4.ガバッと空くし、開閉がワンタッチ

筆者撮影:紐を引っ張るだけ
筆者撮影:ワンタッチで閉じれる

グレゴリーバルトロは、クイックプル・ドローコード式を採用しているため、メイン気室の開口部の開閉が片手で行えます

筆者撮影:こいつを引っ張るだけで
筆者撮影:ガバッと開く

何気に、ストレスになるザックの開閉。こういう痒いところに手が届くのは流石の一言!

筆者撮影:フロントからガバッと開くメイン気室

グレゴリーのバルトロは、フロントがUの字にガバッと開く事ができます。

これにより、下のものを取るために、荷物を全部取り出す必要がありません

テント場までは使わないから1番下に入れるけど、テント場に着いたら初めに取り出したいテントなどがあっても、これなら荷物もぶちまけなくてもスマートに荷物を取り出すことができます!

バルトロのイマイチだった点

グレゴリー バルトロ65はさすがのクオリティーですが、どんな物でも見方を変えると残念なところがあるもの。

そこについて、僕が考えるポイントについて挙げてみようと思います。

ポイント

・高い!

・デカい!

高い!

「ザック界のロールスロイス」と呼ばれるグレゴリーのフラッグシップモデルのバルトロ!

2025年7月現在の実売価格で、45,000円程度と流石の価格となっており、おいそれとポチれる価格ではないのが辛いところ・・・

デカい!

バルトロシリーズは、レディースラインのディバでも60L。上は100Lと、大型ザックのみとなります。

バルトロは、ハイエンドモデルですので仕方ないですが、40L程度のラインナップがあれば、日帰り・小屋泊用としてありがたいと思うのは僕だけでしょうか?

まとめ

結論!グレゴリー バルトロ65は、テント泊用ザックとしておすすめできるバックパックです。

価格の高さは否めませんが、自分の体だけが頼りとなる登山において、負担を減らしてくれるザックは、投資する価値があると思います。

他社のベンチマークとなる機能性の高さはもちろんのこと、無段階に調整できるショルダーハーネス、ヒップベルトによる抜群のフィットで、重たい荷物軽く背負う事ができ、テント泊初心者でも安心してオススメできる信頼性の高いザックです。

ただ、体に合うかどうかは人によって違いがありますので、しっかりフィッティングを確認してから購入してください。

「背負うではなく、着る」と称されるフィットの良さは、一度背負ってみる価値はあるザックです!

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▶️3児の父、47歳の中小企業勤めです。 ▶️子供たちの成長や、家族との時間を大切にしながら、仕事にも全力で取り組んでいます。 ▶️このブログでは、これまでの経験やノウハウを共有し、同じような立場の方々の暮らしをより豊かにする日常生活に役立つ情報を提供します。 ▶️共感や気づきを得て頂けるような情報を発信していきたいと思っています。

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