「さすがにマズいな〜」
夢のログハウスに設置した薪ストーブ!
毎年、柔らかな暖かさをもたらしてくれている我が家の顔とも言えるアイテムです。
そんな薪ストーブの気密性を保つために、フロントドアやクッキンググリドルなどの周囲に貼られているファイバーロープ(ガスケットロープ)。
ボロボロになって、ヘタって来るので交換が必要になってきます。
ということで、このファイバーロープの交換方法についてDIYでやってみたので、交換方法について解説していきたいと思います。
とても簡単に出来ますので、ぜひ参考にしてやってみてください。
うちの薪ストーブ

うちの薪ストーブは、バーモントキャスティングのイントレピットII
バーモントキャスティングは、1975年に創業されたアメリカの薪ストーブメーカーです。
鋳造や造形、燃焼技術に優れ、世界中で愛されています。
その中で、大きすぎず、小さすぎないちょうど良いサイズの薪ストーブがイントレピッドIIです。
30cmの薪を、触媒によって効率よく燃焼させ、小型ですが非常に高い暖房性能を誇ります。
鍋を置いて煮込み料理をしたり、中で焼き芋を焼いたりなど、暖房としての役割だけでなく活躍してくれているのもあり、サビや汚れが目立って来てますね。
ファイバーロープの寿命

写真は触媒のカバーの周囲に貼られているファイバーロープですが、剥がれてしまっていたり、カチコちになってしまっていました。
可動部分のドアや上蓋部分は、すでに剥がれていたり、ヘタってしまっていました。
東海地方在住で、それほど使用頻度は高くないですが、約14年でこの様な状態になっておりました。
触媒の交換方法

用意するもの
ファイバーロープは、使用する部分によって太さが違う場合がありますので、ストーブの取説を確認して適合するものを選んでください。
Amazon、楽天等で購入可能です。
ファイバーロープの位置
ファイバーロープは蓋やドアなど気密性を高める為に貼られていますが、外さないと分からない部分にも貼られていますので解説します。






この様に、使用箇所と、ロープサイズが取説に載っていると思いますので、確認していただき、適合したサイズのロープと長さを用意して下さいね。
交換手順
1.古いファイバーロープを取り外す

まずは、劣化したファイバーロープを取り外しましょう。
劣化しているので、端を掴んで引っ張れば簡単に剥がれます。
取れない場合は、マイナスドライバーなどを使って、削り取りましょう。
2.ファイバー部分の清掃

ファイバーロープが貼ってある部分に残っているセメントの残りや、ロープの破片をワイヤーブラシで擦って、綺麗にしましょう。
ホウロウ色の場合は、ホウロウ部分を破損しないように注意が必要です。
3.ファイバーロープを用意する
取説にサイズと長さが書かれていると思いますので、それより5㎝ほど長めのファイバーロープを用意します。
貼った後に、カットして調整するためです。
4.ガスケットボンドを塗る

ガスケットボンドを3mm厚で塗っていきます。
木工ボンドよりはサラッとしていますが、それなりに粘度はありますので、塗りやすいと思います。
はみ出てもどうってことはないので、神経質になる必要はないです。
5.ファイバーロープを貼る

3で用意しておいたファイバーロープを貼っていきましょう。
溝の端の方からボンドを塗った部分に、順に押し込んでいきます。
ここでは、ロープに弾性を持たせるために伸ばさないように押し付けていきましょう。
ファイバーの端は、カットするとバサバサほぐれてきますので、ボンドに馴染ませるように押し付けると綺麗にまとまります。
ドアなどを閉めて、しっかりと密着させて乾燥させます。24時間以上。
まとめ
薪ストーブを効率よく使用するために欠かせないファイバーロープの交換方法について解説してみました。
要領さえ分かれば、非常に簡単な作業になりますので、10年に1度くらいは点検していただくと良いのではないでしょうか?
それでは、素敵な薪ストーブライフを楽しみましょう!